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技法

感光性樹脂フィルム(フォトポリマーフィルム)

Puretch ................... 金属版を腐蝕するためのフォトエッチング用フィルム。

詳細は指 原稿の作り方 (2016年7月21日に訂正加筆しました)
ブログで紹介指ブログの中でもいろいろ紹介しています。


ハードグランド

作り方
サクラ水溶性版画絵の具にリキテックスジェルメディウムを混ぜたものを使用。
<材料>
• サクラ水溶性版画絵の具(黒色または白色) 2容量 
• リキテックス ジェルメディウム 1.5容量

塗布
版を脱脂してから、上記材料をよく練り、ローラーで版に塗布する。この時、版を暖める必要はありません。全体に均一に塗布します。

乾燥

電熱器やウォーマーで加熱して完全に乾かします。

<下絵の転写>
鉛筆で描いた下絵をプレス機を使って版に転写できます。
水溶性版画絵の具の白色を用いると、下絵をカーボン紙で版に移す場合、線がよく見えます。

グランドの除去
以下のものが使用出来ます。
• 消毒用エタノール(アルコール)
• De-Solvit
• 炭酸ナトリウム水溶液(10%)に10分程度浸けておき、刷毛で軽く擦る。
ローラー等の用具類の掃除は、硬化する前なら水洗いできます。
グランドを除去した時に、版に細かい波紋のような模様が現れることがありますが腐食によるものではなく銅が変色しているだけで、金属磨きで磨くと消えてなくなります。


ソフトグランド

(マルニックス・エヴェラールト氏考案)
作り方
<材料>
• ゼネフィルダーズ クレヨンブラックNo.1803(グラフィックケミカル)20g
• ソイワックス 20g
ジャム瓶などの金属製のフタに材料を入れてウォーマーなどで加熱し混ぜて溶かす。
塗布
ウォーマー(ホットプレート)で版を加熱しローラーで均一な薄い層にのばします。
腐蝕
塩化第二鉄液 1に対して、水 4で希釈した腐蝕液を使用。
ハードグランドに使う腐蝕液では強すぎるので、ソフトグランドが剥がれてしまいます。
エジンバラエッチ液では、エジンバラエッチ液 1に対して、水 2弱で希釈する。
グランドの除去
ウエスで拭いた後、サラダ油とウエスでさらに拭き、最後に食器用洗剤または石鹸で水洗します。

詳細は以下の湊七雄さんのサイトにある技法書をご覧ください。
http://www.shichiominato.com/publication
(NON-TOXIC INTAGLIO PRINTMAKING ノントキシック銅版画への誘い)


エジンバラエッチ液(Edinburgh Etch)

このエッチングテクニックはエジンバラ(Edinburgh)の版画家、Friedhard Kiekeben によって見つけだされました。
( 参考文献: "The Contemporary Printmaker by Keith Howard"中のNew Etching Chemistry by Friedhard Kiekeben)

腐食中に沈殿物ができません。

特徴 
●腐食スピードは塩化第二鉄液と比べて約2倍弱、早く腐食します。
●クエン酸濃度を一定に保つために蓋をして出来るだけ蒸発を防ぐようにするとよいでしょう。
●液の耐久性は2~3年。劣化した腐食液は油性の黒いオリーブ色になる。腐食能力が突然落ちる。

作り方 (銅板を腐食させる場合)
4/5の塩化第二鉄の飽和溶液に1/5のクエン酸溶液を加える。クエン酸溶液は、3/4の温水に1/4の無水クエン酸粒を溶かす。

(例)
『5Lのエジンバラエッチ液を作る場合』
750ccの温水に250gの無水クエン酸粒を溶かします。
クエン酸が溶けたら、4Lの塩化第二鉄液(飽和溶液)を加える。

『10Lのエジンバラエッチ液を作る場合』
1.5Lの温水に500gの無水クエン酸粒を溶かして、8Lの塩化第二鉄液(飽和溶液)を加える。